1級畑クロ ルソーの真下の区画 サントネイ レ シャルム ドゥシュ 2019
ベレーヌ 750ml
フランス ブルゴーニュ コート ド ボーヌ サントネー シャルドネ 白 辛口 浜運

≪ワインについて≫
1級クロ・ルソーの真下に位置する畑、樹齢20年前後の若樹でつくられます。毎年2％ほどの貴腐ブドウをブレンドし、複雑味を与えています。白桃や花梨、スパイス、ハチミツ、花々など多様なアロマが少しずつ入り混じる複雑なアロマ。豊満な果実味にどこかエキゾチックなニュアンスを含んでいます。美しく伸びやかな酸が長い余韻へと誘います。

≪生産者について≫
メゾン・ニコラ・ポテルを設立し一躍脚光を浴びた鬼才二コラ氏による新たなドメーヌ。二コラ氏はコント・ラフォンやルーミエ等ブルゴーニュのドメーヌのほか、オーストラリアやカリフォルニアでも研鑽し、1992年には父ジェラール・ポテルが醸造長を務めるプス・ドールで5年の経験を積んだ人物です。2005年に「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」、2008年にネゴシアンの「ロッシュ・ド・ベレーヌ」をボーヌに立ち上げました。

ドメーヌとしてはボーヌ、サン・ロマン、サントネイ、ヴォルネイ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュに計24haのブドウ畑を所有しています。9つのプルミエクリュを含む全ての畑で有機農法を実践し、2006年からはビオディナミ農法も導入。また古樹にも注力しており、若いもので35年以上～古いものでは110年にも及びます。
収穫は手作業、マストに負担をかけないグラヴィティ・フローの導入、発酵には土着酵母を使用し、補糖や補酸は一切せず限りなく自然に近い状態で醸造します。赤ワインにおいては40%ほど除梗し、ステンレスタンクと古樽のフードルで発酵、主に1-3年使用の古樽で1年以上かけて熟成させます。白ワインは全房収穫したブドウを直接圧搾し、ステンレスタンクで発酵、瓶詰めまで約1年間澱とともに熟成させます。凝縮感のある古樹をやさしく丁寧に醸造したワインは驚くほど高密度に仕上がり、あくまで自然体でありながら複雑さと深遠な余韻を備えています。

“べレーヌ”はボーヌにある町の名前に由来し名付けられました。セラーには16世紀から残る古い建物を2年かけて高環境水準で改修し使用しています。塗料や断熱材も自然のものにこだわり、雨水を貯水するシステムや太陽光発電、廃棄物を敷地内でリサイクル処理するシステムも完備。また、ボトルの軽量化、ワックスシールや再生紙ラベルを使用するなど、自然への配慮を徹底しています。