ワインエンスージアストTOP100BEST BUYに3度選出！ モーゼル リースリング [2021] or [2023]
ニック ヴァイス ザンクト ウルバンス ホーフ 750ml
ドイツ 辛口 白ワイン 浜運

≪ワインについて≫
透明感と清涼感が印象的な、ニック・ヴァイスの名刺代わりともいえるキュヴェ。熟した白桃やライムのアロマにミネラルや微かな土のニュアンスが絡み合います。軽やかでフレッシュなアタック、繊細かつ直線的で無駄のない洗練されたリースリングです。丸みを帯びながらもキレの良さもあり、食前酒としても最適です。

≪生産者について≫
1947年にモーゼルに設立された家族経営のワイナリーであるザンクト・ウルバンス・ホフ。1997年からはシャンパーニュやカリフォルニアでも研鑽した3代目のニック・ヴァイスが指揮を執ります。2000年よりVDP (Verband Deutscher Pradikatsweinguter）に加盟。ピースポーター・ゴールドトレプヒェン、ライヴェナー・ラウレンティウスライ、オクフェナー・ボクシュタインなど有数の銘醸畑からリースリングを生産することで各方面から注目されています。

40haにおよぶ畑の殆どはモーゼル川沿いのゴールドトレプヒェンやザール川沿いのボクシュタインをはじめとする急斜面に位置しています。中でも最優の区画のひとつであるゴールドトレプヒェンは石が多くごつごつした土壌が特徴。樹齢100年以上になる自根のリースリングが栽培され、濃縮された素晴らしい甘味を備えたワインが生まれます。
ニックが特に注力するのは年間を通した畑仕事です。土の耕作や仕立て、除葉や収量制限、可能な限り遅い収穫などを厳しく管理し、クラシカルなハート型の仕立や有機肥料の使用など細部にまで徹底したこだわりがみられます。醸造においては野生酵母のみを使用。ステンレスタンクで発酵したのち、1000Lのフードルで上質な澱とともに数カ月熟成させます。
畑の個性と遺伝子多様性を大切にする観点から、１つの区画に複数のクローンが混ざるマサル・セレクションを採用したドイツ初の個人所有の苗床も併設しています。

ポートフォリオは白ラベルと黒ラベルの2つのコレクションがあり、白ラベルは辛口ワイン、黒ラベルには上級畑から生まれるカビネットやシュペトレーゼ、アウスレーゼなど珠玉のリースリングが並びます。