ジュヴレ シャンベルタンを代表する名門の赤 ブルゴーニュ ルージュ 2009 セラファン ペール エ フィス
セラファン ペール エ フィス 750ml
フランス ブルゴーニュ 赤 辛口 浜運 熟成ワイン

≪ワインについて≫
ジュヴレ・シャンベルタン村近郊の区画のブドウを使用し、リージョナルながら高い新樽率で造られる贅沢なキュヴェ。赤系ベリー中心の鮮やかで香り高いアロマ。比較的ソフトな親しみやすさはあるものの、しっかりとしたタンニンがクラシックな雰囲気を醸し出します。熟した果実味とセラファン特有の骨格がうまく調和しています。

≪生産者について≫
わずか5ha強の畑からハイレベルなワインを生み出すセラファン・ペール・エ・フィス。ロバート・パーカーでは５つ星生産者として評され、フランス本国のブリストルやタイユヴァンといった一流のレストランでオンリストされています。

1948年に設立されたドメーヌの本拠地はジュヴレ・シャンベルタン。5.18haの所有畑の約半分はジュヴレ・シャンベルタン村にあり、中には特級シャルム・シャンベルタンや1級カズティエなどの貴重な区画も含まれています。その他モレ・サン・ドニやシャンボール・ミュジニーにも優良畑を所有しています。畑では有機農法を実践し、初期の剪定やグリーンハーヴェストで収量を厳しく抑えています。近年の温暖化による過熟を防ぐため、敢えて一定量の葉を残し果実を守る工夫も施されています。

醸造においては全て除梗し、プレ・コールド・マセラシオンののちステンレスタンクで発酵。ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュより上級のキュヴェは基本的に100%新樽で熟成させます。澱引きは一切行わず、無清澄・無濾過で瓶詰め、一定期間セラー熟成させ飲み頃を見計らってリリースします。新樽の風味に負けない濃く凝縮したブドウから生まれるワインは稀に見る力強さと繊細さを備え、数年の熟成を経て息を呑む素晴らしいものへと変化します。

創設者の父に代わり1988年以降ドメーヌの成長を急加速させた息子のクリスチャン氏。現在は引退し、娘のカリーヌ氏と姪のフレデリック氏が運営しています。繊細な有機栽培や醸造スタイルは変わらず、豊かで成熟した果実味と完璧に溶け込んだ熟成感を持つワインは評論家から高く評価され続けています。